イギリス・ロンドンで交通事故! その1 事故直後編(警察・救急搬送・病院)

ロンドンで交通事故

目次

  1. 事故の状況
  2. 事故直後: まずは、999で警察・救急車を!
  3. 病院搬送後 A&Eで診察
  4. 治療費・搬送費は無料!
  5. 帰宅

2018年に交通事故に遭いました。
賠償金等すべての手続きが終わった今、
どなたかの参考になればと思い、
記録として、記載したいと思います。

 
私は運転者ではなく助手席に座っていました。
結果から言うと、車は大破し廃車となりましたが、
不幸中の幸いで、誰も大した怪我はせず、
高速道路場の防犯カメラに事故が映っており、
争うことなく相手側の車の過失が100%との判断になりました。




 

事故の状況

ロンドン郊外の高速道路上、
ほんの少し雪が降っていた日で、
他の車線と比べて雪が少なかった
3車線の真ん中を直進していました。

 
右から、おそらく追い越ししようした車が、
雪でスリップしたのか、横からぶつかって来て、
道から押し出され、道路を外れ、フェンスにぶつかりながら、
低い木のある溝の方へ走っていき、
最終的には直進方向とは逆&上下逆の状態で、停止しました。

エアバッグが作動、フロントガラスは割れ、
運転手(夫)によると、運転席のドアは開かなかったそうです。




 
後から警察から入手した防犯カメラ映像を見て知ったのですが、
車が前を起点に半回転し上下逆になった後、横を起点に1回転。

ガラスが割れたので、手に細かいガラスによる怪我を沢山し、
後ろのトランクに入れていたゴルフクラブが1本折れていましたが、
人間は骨一本折るような怪我をしなかったのが
奇跡!と言う他ないくらいの衝撃映像でした。

 
相手側の車は、私達の車を路肩外まで追い出した後、
そのまま路肩を走りそこでストップ。
ぶつかってきた時にできた凹みくらいで済んだようで、
全員無事でした。




 

事故直後: まずは、999で警察・救急車を!

車の中で「大丈夫?」と声をかけ、
全員動け、意識がある状態であることを確認。

その後、車の外に全員自力で出ました。
運転手と助手席の私はガラスで手がズタボロで、
血がポタポタ垂れていましたが、
その時はあまり痛く感じませんでした。

救急隊員曰く、事故直後はアドレナリンが出ていて、
痛みをあんまり感じないそうです。




 
そうしていると、ぶつかってきた側の車の人たちが
「Oh my gosh!」を連呼しながら寄ってきて、
「警察も救急車も呼んだから!」と教えてくれました。

イギリスでは警察も救急車も、
緊急事態はすべて999で呼べます。

 
相手の車の人が、寒いからと、
相手の車の中で待つように言ってくれ、
10分~20分ほどでしょうか、警察と救急車が来るまで、
相手の車の中で待ちました。




 
まずは警察が来て、状況を確認。
連絡先や事故の状況等を聞かれていると、
救急隊員がやってきて、怪我の具合を確認し、
私達の車の中にいた3人全員が、救急車へと移動。

そのまた10分後くらいに今度は医者が事故現場に到着。
怪我の具合を確認してくれました。

 
運転手と助手席の私は手にガラスによる傷、
後部座席にいた友人は腰を強打したことによる痛みがありました。

ガラス傷や強打による痛みは、病院でレントゲンを撮って
確認する必要があるとのことで、病院に搬送されることに。

1台で3人を搬送することができないので、
もう1台救急車が来るまで待機。
そこからが長かった…1時間以上、
道路上の救急車内で待っていたと思います。
その間、血液検査したり、血圧測ったり、
痛み止めもらったりしていました。

 
もう1台が到着すると、二手に分かれ、
事故現場から30分ほどの病院に搬送されました。

10時前に事故に遭い、病院に着いたのは12時を過ぎてました。




 

病院搬送後 A&Eで診察

でも病院に着いてからがまた長い!!
病院のA&E (accident and emergency,
イギリスの救命救急)に、
12時に着いて、病院を出たのは18時前。

その間にしたことは、怪我の具合を目視で確認し、
3人分のレントゲンを撮るのみ!笑
時間かかりすぎ!!

 
運転手は、手をガラスで怪我していたので、
ガラスの破片が入っていないか、レントゲンで確認のみ。
「ガラス片が見えるけど、小さくて、
 そのうち自然に出てくるからそのままで大丈夫」と、
水で手を洗って終了笑

ガラスによる細かいキズが手の甲全体的にあり、
まさにズタボロでしたが
消毒や、包帯、バンドエイドも一切なし。苦笑




 
助手席に乗っていた私は、
手&おでこ&頬をガラスで怪我をしていたので、
ガラス片がないか、手とおでこをレントゲン撮影。

同じく「小さいガラス片があるけど出てくるだろうから大丈夫。
中に埋まったら取り出さなきゃいけないけど、
触ればわかるから!」と、水で手を洗い、顔を拭いて終了笑

 
3人目の後部座席に座っていた人は、
腰を強打し、歩くのに痛いとのことで、
腰回りに異常がないか、レントゲンで撮影。
「折れてないから大丈夫」のみでした。

歩くのも激痛らしく、
レントゲン撮影後もう一度診てもらいましたが、
痛いのは筋だろうから、痛みが引くまで待つしか無いと、
飲み薬の痛み止めをもらいました。

以上に6時間近くかかりました笑




 

治療費・搬送費は無料!

イギリスの医療はこんなもんらしいですね。
サービスレベルは期待できないものの、
イギリスは公的な病院(NHS)での治療は原則無料です。

具体的には、GP (General Practitioner, かかりつけ医)に登録し、
GP、もしくはGP経由で紹介された専門医の治療は、無料です。

そして、今回お世話になったA&E (救命救急)は、
GPの登録の有無に関わらず無料。
後部座席に座っていた友人は、イギリス在住ではない旅行者でしたが、
関係なく無料です。
(「税金を払っていない旅行者は医療費を支払うべきだ」
 という議論もあるので、そのうち有料になるかもしれませんが。)




 
その代わりサービスレベルがものすごく低い。
GPの予約を取ろうと思っても、数日予約が取れないのはザラ。
風邪を引いてもすぐに病院行けずに、
予約日までには治っちゃうなんてことも。

ちなみにですが、
救急車を呼ぶほどの緊急事態でも無さそうだけど、
すぐに医療のアドバイスが欲しい場合は、
111に電話をすると、アドバイスがもらえるそうです。
(緊急の場合は、999にしてください!)




 
サービスレベルを求めれば、
プライベートと呼ばれる私立の病院に行くことになりますが、
それがビックリするくらい高い! (病院によります)

A&Eの処置の適当さと、次の日からの打ち身が痛くて心配で
後日、日系のプライベート病院に行きましたが、
初診で1人数百ポンド(数万円)でした。
(レントゲン等は撮らずにこのお値段)

 

帰宅

18時前くらいに終わりましたが、
ロンドン中心地から車で1時間くらいの場所で事故に遭い、
頼る親戚もいないので、自力で帰宅する他ありませんでした。

病院でタクシーを呼んでもらい、
最寄りの駅まで行き、そこから電車で1時間かけて帰宅。




 
服はボロボロで、車が壊れた際に出た白い粉や血が付いてるし、
まだ一部血は止まってないし、1人は歩くのも辛そうだしと、
見た目がとにかくひどかったのですが、
帰宅前にレストランに直行。

というのも、病院では自販機のお菓子くらいしかなくて、
朝からずっと何も食べておらず、
手が痛すぎて料理もできないし、移動も極力避けたかったからです。

 
店員さんにあまりにも変な目で見られるので、
交通事故に遭って朝から何も食べてなくて…と説明したら、
優しく対応してくれ、バンドエイドもくれました。

手のガラス傷が痛い痛いと言いながらも、
痛いけど、大した怪我じゃなくて良かった、
生きてて良かったと、噛み締めながらご飯を食べました。




 
次の日からの保険会社や弁護士とのやりとりも、
大変で、面倒くさくて、ストレスフルでしたが、
これらについては、続編で書きたいと思います。

次へ: イギリス・ロンドンで交通事故! その2 事故後の損害賠償請求編(保険会社・弁護士・警察) (作成中)

 
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